グレン・ヒューズ(Glenn Hughes)が、DEEP PURPLEの楽曲のみをプレイするツアー「CLASSIC DEEP PURPLE LIVE」の開催を発表した。これまでソロとしてのツアーも数多く行ってきたグレンだが、本格的なソロ・ライヴでDEEP PURPLEの曲のみをプレイするのは、1976年のバンド解散以来となる。

ツアーは9月から10月にオーストラリア、ニュージーランドのみのスケジュールが発表されており、ベース&ヴォーカルのグレン以外のバンド・メンバーは、ジェフ・コールマン(Gt,ex Hughes Turner Project、ASIA feat John Payne , Mogg/Way)、グレンの最新アルバム「Resonate(2016年)」にも参加したラッチー・ドリー(Key)、ポンタス・エンドバーグ(Drs)となっている。

2015年、ダグ・アルドリッジ(DEAD DAISIES)をギタリストに迎えた来日公演で、“Burn”“Stormbringer”“Mistreated”といったDEEP PURPLEナンバーをプレイし、衰えぬソウル・フルなハイトーン・ヴォーカルでファンを魅了したグレンだが、その際は、キーボード・レスのトリオ編成という事もありDEEP PURPLEナンバーは期待されたよりも少なめで、TRAPEZEHUGHES/THRALLナンバーを交えたベスト・オブ・グレン・ヒューズ的な内容となっていた。今回のツアーでは、キーボードを加えた4人編成で、DEEP PURPLEに特化した内容となるので「Burn(紫の炎)」「Stormbringer(嵐の使者)」そして「Come Taste the Band」から満遍なくチョイスされた、世界中のDEEP PURPLE、グレン・ヒューズ・ファン垂涎のセットリストとなる事だろう。是非とも日本でもツアーの開催を期待したい。

オフィシャル・サイト:www.classicdeeppurplelive.com (英語)

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