YESが2011年に、ベノワ・ディヴィッドのヴォーカルでリリースしたアルバム「Fly From Here」が、このアルバムのプロデューサーを務めていたトレヴァー・ホーン(Trevor Horn)のヴォーカルで「Fly From Here – Return Trip」として3/25に再リリースされる。現時点では海外のみのリリースで日本盤リリースはアナウンスされていない。Pledge Musicでオンラインの先行予約が始まっている。
本作のベノワ以外のレコーディング・メンバーは、スティーヴ・ハウ(Gt)、クリス・スクワイア(Ba)、アラン・ホワイト(Drs)そしてジェフ・ダウンズ(Key)であり、ここにトレヴァー・ホーンが加わる事により、1980年のアルバム「DRAMA」のラインナップが復活を果たす事となる。YESの象徴的存在であったジョン・アンダーソン不在の”末期YES”に位置づけられる時代だが、今ではこの「DRAMA」時代も正当な評価を受ける事ができており、トレヴァー・ホーンの参加はないものの、日本以外では完全再現ライヴも行われ、ライヴ盤「海洋地形学の物語&ドラマ(2017年)」もリリースされている。
YESは本作のリリースに合わせて、ハウ、ホワイト、ダウンズ、ジョン・デイヴィソン(Vo)、ビリー・シャーウッド(Ba)というラインナップで50周年記念ツアーYES50を行う事となっており、トレヴァー・ホーンは3月に行われるロンドン、パリのライヴにゲスト出演する予定だ。
Fly from Here – Return Trip / YES
1. Fly From Here – Overture、2. Fly From Here Pt 1 – We Can Fly、3. Fly From Here Pt 2 – Sad Night At The Airfield、4. Fly From Here Pt 3 – Madman At The Screens、5. Fly From Here Pt 4 – Bumpy Ride、6. Fly From Here Pt 5 – We Can Fly (Reprise)、7. The Man You Always Wanted Me to Be、8. Life On A Film Set、9. Hour Of Need (full-length version)、10. Solitaire、11. Don’t Take No For An Answer、12. Into The Storm
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