BLUE MURDER、WHITESNAKEのメンバーとして脚光を浴び、現在はTHE DEAD DAISIESで活躍するベーシスト、マルコ・メンドーサ(Marco Mendoza)が、3rdソロ・アルバム「Viva La Rock (ヴィヴァ・ラ・ロック)」をリリースした。マルコはもともとハードロック専門のプレイヤーではなく、ラテン音楽やジャズ・フュージョン系まで多彩な音楽をプレイしてきているが、本作は、そのタイトルが示す通りのロック(ハードロック)アルバムで、マルコの名義のソロ・アルバムの中では、最もシンプルなロック・サウンドとなっている。
BLUE MURDERでは前任のトニー・フランクリンに続くフレットレスベース奏者として有名だったが、その後の再結成THIN LIZZYやWHITESNAKE、THE DEAD DAISIESではフレットのある通常のベースがメインとなっている。完全にロックのアプローチでプレイしている本作も、ベース・プレイはオーソドックスなロック・スタイルに徹しており、音楽的にはマルコのリード・ヴォーカルにメインが置かれている印象だ。
本作は、マルコの他、デンマーク出身のギタリスト/プロデューサー、ソレン・アンダーセン、モーテン・ヘルボルン(Drs)の3人が中心となってレコーディングされている。ヴォーカルもマルコ自身が歌っているが、THIN LIZZYのカバー、”Chinatown”では元WHITE LIONのマイク・トランプがゲスト・ヴォーカルで参加している。
Viva La Rock / マルコ・メンドーサ
1. Viva La Rock、2. Sue Is On The Run、3. Rocketman、4. Sweetest Emotions、5. Chinatown (feat. Mike Tramp)、6. Burned、7. Love 2 U、8. Leah、9. Hey Baby、10. Let It Flow