ロックの殿堂入りを果たすレジェントDEEP PURPLEの70年代ライヴが登場!
ロックの殿堂入りを果たす、ブリティッシュ・ハード・ロック・レジェンドDEEP PURPLEの70年代のライヴが一挙にリリースされる。イアン・ギラン、ロジャー・グローヴァー時代の第二期の「Live in Stockholm 1970(2CD)」 「Live in Copenhagen 1972(DVD、DVD+2CD)」、デヴィッド・カヴァーデイル、グレン・ヒューズ時代の第三期「Live in Paris 1975(2CD)」、そしてトミー・ボーリン時代の第四期「Live at Long Beach Arena 1976(2CD)」だ。いずれも音源自体は既発だが、ボーナス音源がプラスされた新仕様で登場する。
2度と同じ演奏はないDEEP PURPLEのライヴ
DEEP PURPLEのライヴ音源は同時期のものがオフィシャルでも数多く存在するが、インプロヴィゼーション主体の70年代のライヴではメンバーですら先の展開が読めないスリリングな演奏で、どれ一つとっても同じ演奏は無い。同じメンバーでレコーディングされたオリジナルからも大きく姿を変えている曲もある。第二期のライヴであれば、バンドの出世作である「Live in Japan」が有名だが、Highway StarもChild in TimeもLazyも同じ72年の「Live in Copenhagen 1972」の演奏とは違う。曲が被っているから聞かなくてよい、ではなく曲が被っているからこそ聴く価値があるのがDEEP PURPLEのライヴ・アルバムだ。
トミー・ボーリンが真価を発揮した演奏も!
リッチー・ブラックモア脱退後の第四期のライヴは、あの悪名高い武道館ライヴ盤「Last Concert in Japan(紫の燃焼)」が有名だ。あのアルバムだけを聴いて第四期を判断してはいけない。むしろ、昔ブートで出回っていたこの「Live at Long Beach Arena 1976」が正規でリリースされていれば第四期の評価もかなり変わったに違いない。その後、日本でも正規盤がリリースされていた時期もあるが、素晴らしいトミー・ボーリンのプレイが効けるこのアルバムが久しぶりに再発されるのは嬉しい限りだ。