第3期DEEP PURPLEのライヴがBlu-rayで初登場!

第3期DEEP PURPLEが74年に出演したカリフォルニア・ジャムの映像が、最新リマスター、オリジナル映像にあったノイズ除去、未発表アングルを含む再編集を施された新しいバージョンとして12/2に再発される。ベストセラー作品として80年代から様々なフォーマットでリリースされてきたが、今回、初めてBlu-rayでリリースされる。

デビュー間もないデヴィッド・カヴァーデイル

本作は、デヴィッド・カヴァーデイル(Vo)、グレン・ヒューズ(Ba&Vo)を擁した第3期では、唯一のオフィシャル・ライヴ映像としてファンにはお馴染みの作品だ。アルバム「Burn(74年、紫の炎)」をリリースした直後のライヴで、デビューして間もないカヴァーデイルの初々しさも垣間見えるパフォーマンスも今となっては興味深い。DEEP PURPLE加入前までは待った無名だった22才の青年が25万人の観衆の前で歌うというのは、どんな気持ちだったろうか?

リッチー・ブラックモア伝説のギタークラッシュ!

一方でDEEP PURPLEそのものは、第2期のライヴ・アルバム「Made in Japan(ライヴ・イン・ジャパン)」とそこからシングル・カットされた「Smoke on the Water」がアメリカでも大ヒットとなり、人気の絶頂期を迎えていた。このフェスでもEMERSON,LAKE & PALMER(ELP)とのダブルヘッドライナーとして登場している。実際の出番はDEEP PURPLEが先で、まだ陽が落ちる前にプレイする事を余儀なくされ、この件に腹を立てたリッチー・ブラックモアが、ギター・クラッシュでテレビカメラを破壊、マーシャルの爆破と共に「伝説」と呼ばれるパフォーマンスを残している。70年代が人気、実力ともに全盛期とされる伝説的なバンドは数多いが、時代が時代だけにライヴ映像が纏まった形で残されているケースは有名バンドでもそれ程多くは無い。本作はその中の数少ない例外として、70年代前半のDEEP PURPLEの圧倒的なライヴを体験できる貴重な作品だ。

収録内容

1.Burn、2.Might Just Take Your Life、3.Lay Down Stay Down、4.Mistreated、5.Smoke on the Water、6.You Fool No One/Mule、7.Space Truckin’、ボーナス映像:スーパー8ビデオ、アメリカABCテレビ・オリジナル映像