METALLICAのアルバムを手掛けたフレミング・ラムッセンが参加

デンマーク出身の本格派ロック・バンド、SHOTGUN REVOLUTIONが、日本デビューとなった2012年のセカンド・アルバム以来、4年ぶりとなるサード・アルバム「All This Could Be Yours」を、5月25日にリリースする。METALLICAの初期のアルバム「Ride the Lightning」「Mater of Puppets」「…And Justice for All」の共同プロデューサーとしてクレジットされているフレミング・ラムッセンが、前作に引き続き、本作でも制作に関わっている。

正統派ロックを追及したアルバム

クラシック・ロックに強くインスパイアされたSHOTGUN REVOLUTIONのサウンドは、北欧というよりはアメリカン・スタイルのロックに近い。実際、バンドのソングライターであるマーティン・フランク(Gt)は、アメリカに滞在中にBLACK STONE CHERRYのメンバーと交流を持ち、本作収録の"City of Fire"を共作している。
骨太でモダンなサウンドと、グルーヴを全面に押し出したスタイルながら、時折、キャッチーな歌メロやギター・ソロも盛り込まれている。クラシック・ロックのスタイルながらレトロ感を売りにするのではなく、あくまでも現代的に正統派ロックを追及するバンドの姿勢を力強く示したアルバムだ。
なお、レコーディング中にサイド・ギタリストが脱退をしており、最近のツアーでは同じデンマーク出身のPRETTY MAIDSのベーシスト、レネ・シェイズがサポート・ギタリストを務めている。