HELL IN THE CLUBのニュー・アルバム「Shadows of the Monster」が早くも登場!

イタリアのグラム・メロディアス・ハードロック・バンドHELL IN THE CLUBがニュー・アルバム「Shadow of the Monster」をリリースする。スマッシュ・ヒットを記録した前作「Devil on my Shoulder」からわずか1年でのニュー・アルバム・リリースだ。バンドの中心となるダヴィデ・モラス(vo)はELVENKING、アンドレア・ブラト(Ba)はSECRET SPHEREと、それぞれ本体のバンドが存在するのでコンスタントにアルバム制作を行うのは難しいと思われたが、むしろ1stアルバム「Let the Games Begin」(2011年)から2ndの前作まで4年のインターバルが空いてしまったのがメンバーにとっては不本意だった様で、わずか1年でのニュー・アルバム登場となった。

80年代アメリカン・ハード・ロックを彷彿とさせるサウンド

イタリア出身でヨーロッパをベースとするHELL IN THE CLUBだが、そのサウンドは80年代のアメリカン・ハード・ロックを強く意識しており、RATTやWARRENT、POISONといったバンドを思い起こさせる。基本的にはパーティ・ロック・スタイルだが、随所にヨーロッパらしい美しい旋律が織り込まれている。イタリア版STEEL PANTHERとも言えるが、彼らほど「元ネタ」が透けて見えるパロディ要素はなく、あくまでバンドのオリジナリティを貫いている。別に本体のバンドがあるメンバーだが、HELL IN THE CLUBとしてのライヴ活動も続けているので、来日公演の実現も期待したい!

Shadow of the Monster

1.Dance!、2.Enjoy the Ride、3.Hell Sweet Hell、4.Shadow of the Monster、5.The Life & Death of Mr.Nobody、6.Appetite、7.Naked、8.Le Cirque Des Horreus、9.Try Me Hate Me、10.Money Changes Everything、11.An Acoustic Punk Song(Japan Bonus Track)