結成40周年、カナディアン・メタル・レジェンドANVIL(アンヴィル)が、ニュー・アルバム「Pounding the Pavement」をワールドワイドでリリース、2月初旬から欧州ツアーに突入した。4月までの欧州ツアーの後は既に5月からの北米ツアーも発表されている。追加日程も追って発表されるとの事で、約200公演を行った2016~2017年のANVIL IS ANVIL Tour同様、今回もロングランのツアーになる事だろう。
オランダからスタートしたツアーの模様は、バンドのFacebookオフィシャル・サイトやファン投稿の写真、動画で紹介されているが、2009年公開の映画「アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち」で描かれていた様なトラブルや閑古鳥の会場とは雲泥の差で、連日、大盛況といった様子が伝わってくる。ニュー・アルバムからは現時点で3曲“Bitch in the Box”、”Ego”、”Doing What I Want”がプレイされている。普通、新曲がセットリストに加われば、必然的に以前の曲が削られる事になるが、このツアーでは前のツアーの曲を全てプレイし、かつ新曲が加わっている。定番曲は外さずに、かつ新曲もプレイする内容でファンにも嬉しい内容になっている。
「Anvil is Anvil」のツアーではセットリストはほぼ固定されていたが、その前の「Hope in Hell」では途中で曲の入れ替えがあった。果たして今回はどうだろう?欧州、北米ツアーの後は、間違いなく他の地域もツアーをする事になるだろう。2014年以来のジャパン・ツアーの実現を願うファンの想いはバンドにも伝わっているはずだ!
ANVIL Pounding the Pavement Tour 2018 Set List
1.March of the Crabs、2.666、3.Ooh Baby、4.Badass Rock n’ Roll、5.Doing What I Want、6.Winged Assassins、7.Free As the Wind、8.On Fire、9.This is Thirteen、10.Mothra、11.Bitch in the Box、12.Daggers and Rum、13.Swing Thing、14.Ego、15.Die for a Lie、16Metal on Metal、encore 17.Born to be Wild
※セットリストは標準的なもので、会場ごとに異なる場合があります
Pounding the Pavement / ANVIL
1.Bitch in the Box、2.Ego、3.Doing What I Want、4.Smash Your Face、5.Pounding the Pavement(Instrumental)、6.Rock That Shit、7.Let It Go、8.Nanook of the North、9.Black Smoke、10.World of Tomorrow、11.Warming Up、12.Spark It Up(Japan bonus track)
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