話題のヘヴィ・メタル・プロジェクトが遂にデビュー・アルバムをリリース
人気ヘヴィ・メタル・バンドのメンバーが数多く参加した、話題のヘヴィ・メタル・プロジェクト、METAL ALLEGIANCE(メタル・アリージェンス)が、ついにデビュー・アルバムをリリースした。中心メンバーはMEGADETHのデイヴィッド・エレフソン(ベース)、WINERY DOGS、TRANSATLANTIC、元DREAM THEATERのマイク・ポートノイ(ドラム)、TESTAMENTのアレックス・スコルニック(ギター)で、マイクとアレックスはアルバムの全10曲、デイヴィッドも1曲を除き全ての曲でプレイをしている。
豪華なゲスト・ミュージシャンが多数参加
ゲスト・ミュージシャンも豪華な顔ぶれだ。フィル・アンセルモ(元PANTERA/DAWN)、チャック・ビリー(TESTAMENT)、ランディ・ブライズ(LAMB OF GOD)、レックス・ブラウン(元PANTERA)、ロン・サール(GUNS N’ ROSES)、ダグ・ピニック(KING’S X)、ティム・オーウェンズ(元JUDAS PRIEST)、ゲイリー・ホルト(EXODUS/SLAYER)、アリッサ・ホワイト=グラズ(ARCH ENEMY)、フィル・デンメル(MACHINE HEAD)、マシュー・キイチ・ヒーフィー(TRIVIUM)、クリスティーナ・スカビア(LACUNA COIL)等、日本でも人気のミュージシャンが多数参加している。
企画アルバムの域を超えたクオリティ
この手のプロジェクトはトリビュート的なカバー・ソングがメインになる事が多いが、本作は故ロニー・ジェイムス・ディオに捧げられたWe Rock(DIO)以外は全てオリジナル曲だ。しかもMEGADETH、DREAM THEATER、TESTAMENTの中核メンバーが揃っているだけあり、十分に作りこまれた完成度の高い曲ばかりだ。企画アルバムという範疇にとどまらない内容で、オリジナル・アルバムとしても遜色のないクオリティに仕上がっている。長く展開が激しい曲、メロウなギターソロ、攻撃的なリフが印象的で、アルバムの雰囲気としてはMETALLICAの「Master of Puppets(邦題:メタル・マスター/86年)」「…And Justice for All(メタル・ジャスティス/88年)」のスタイルに近い。
LOUD PARK 15にも登場!
METAL ALLEGIANCEは、10月にさいたまスーパーアリーナで行われるメタル・フェス、LOUD PARK15への出演も決まっている。バンド・メンバーは、チャーリー・ベナンテ(ANTHRAX)、アレックス・スコルニック(TESTAMENT)、チャック・ビリー(TESTAMENT)、マーク・オセヴエダ(DEATH ANGEL)、ゲイリー・ホルト(EXODUS/SLAYER)、アリッサ・ホワイト=グラズ(ARCH ENEMY)、デイヴィッド・エレフソン(MEGADETH)と発表されており、フェス初日10/10(土)に登場する予定だ。