1stアルバム「The Jaguar Priest」を5/25にリリース
モダン・プログレッシヴとパワー・メタルの融合!男女のツイン・ヴォーカルを擁する、UNIVERSAL MIND PROJECT(UMP)がデビュー・アルバム「The Jaguar Priest」をリリースする。バンド・メンバーとしてクレジットされているのは、エリーナ(Vo)、ヘンリック・バス(Vo、DARKWATER)、マイケル・アレクサンダー(Gt)、アレックス・ランデンバーグ(Dr)の4人だ。ギターのマイケルが2012年に始めたコラボレーション・プロジェクトが、発展的にバンドとして活動を始めた経緯もあり、アルバムには、元DREAM THEATERのチャーリー・ドミニシ(Vo)、SYMPHONY Xのマイケル・レポンド(Ba)、EPICAのマーク・ヤンセン(Growl Vo)など、多数の豪華ミュージシャンがゲスト参加している。なお、キーボードは全曲、DGMのエマニュエル・カサリがプレイしている。
メロディアス&ヘヴィなプログレ・メタル
音楽的には初期のDREAM THEATERに通じる部分もあるが、それほど長い曲はなく、あくまでもヴォーカル中心の曲構成となっている。ギターやキーボードは随所にテクニカルなプレイを交えつつも、基本的にはメロディアスなプレイが中心だ。8分程度の長い曲でも、それほどの難解さは無いので、その手の曲が苦手なメタル・ファンでも楽しめるだろう。
プログレッシヴ風の男女ツイン・ヴォーカルといえば、DELAINのシャルロット・ウェールズ、SERENITYのゲオルグ・ノイハウザーが組んだPHANTASMAを思い起こさせるが、UMPは、よりハード&メタリックな曲が多くなっている。エリーナとヘンリック、ゲスト・ヴォーカルによる男女ツイン・ヴォーカルの見事なコンビネーションと、マイケルのギター、エマニュエルのキーボードの多彩なプレイが見事に融合した、素晴らしいアルバムだ。