ジョー・リン・ターナー時代のライヴ「Boston 1981」
まもなく、LORDS OF BLACKのロニー・ロメロ(vo)やSTRATOVARIUSのイエンス・ヨハンソン(Key)を迎えた編成で復活を果たす、RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOWの1981年、ジョー・リン・ターナー時代のライヴ音源「Boston 1981」が5月13日にリリースされる。通常のCD他、限定版の2枚組のアナログでもリリースされる予定で、20ページのブックレットも付属となる。84年の武道館ファイナル・ライヴ、82年の「Live Between the Eyes」に続いて、本作がリリースされる事で、ジョー時代のライヴが一通り網羅される事となる。
「Difficult to Cure(治療不可)」に伴うツアーを収録
ライヴ音源の収録日は1981年5月7日とされており、ブートレッグで聴くことができたものだが、今回のリリースでどの程度の音質向上が図られているか気になるところだ。当時のRAINBOWはアルバム「Difficult to Cure(治療不可)」に伴うツアー中で、ジョー・リン・ターナーを加えた編成では初のツアーで、ジョー時代の曲の他、Love's No FriendやMan on the Silver Mountain(銀嶺の覇者)、Catchi the Rainbow(虹をつかもう)、Lost in Hollywood、Long Live Rock n' Rollといったロニー・ジェイムス・ディオ、グラハム・ボネット時代の曲が数多くプレイされている。ジョーの歌うLove's No Friendは他のオフィシャル・ライヴ盤には入っていないので貴重なテイクとなる。まだ加入間もない初々しい時代のジョーのパフォーマンスと、後期RAINBOWで円熟を極めるリッチー・ブラックモアの素晴らしいギター・プレイがさく裂するライヴ音源だ。
Boston 1981収録内容
1. Spotlight Kid、2. Love’s No Friend、3. I Surrender、4. Man On The Silver Mountain、5. Catch The Rainbow、6. Can’t Happen Here、7. Lost In Hollywood、8. Difficult To Cure、9. Long Live Rock ‘n’ Roll、10. Smoke On The Water
出典:dmme.net (英語)