DEEP PURPLEが5月に全国7都市をツアー!
ハードロックの大御所、DEEP PURPLE(ディープ・パープル)の来日公演が決定した。2014年の来日は東名阪の3公演のみだったが、今回は、札幌、函館、仙台、郡山、東京、名古屋、大阪の7都市を回る大型ツアーだ。大阪以西の公演は無いものの、来日バンドの中では7都市公演は最近では珍しい。来日バンドのツアーが日程も会場も縮小傾向にある中、流石はDEEP PURPLE!と言えるツアー日程だ。
伝説の地、日本武道館公演も再び
前回(2014年4月)の武道館公演の模様は、昨年リリースされたライヴ作品「…To The Rising Sun in Tokyo」に収められ、ワールド・ワイドでリリースされている。DEEP PURPLEの出世作となったライヴ・アルバム「Made in Japan(邦題:ライヴ・イン・ジャパン)」は1972年の来日公演の模様を収めた作品だ。当初は日本限定のリリースという条件でライヴ・レコーディングされていたが、あまりにも内容が素晴らしい為、海外でもリリースされ、ハードロック史に残る名ライヴ・アルバムとなった。先のワールド・ツアーのライヴ作品に日本武道館が選ばれたのは「Made in Japan」を意識しての事だろう。伝説の地にDEEP PURPLEが再び帰ってくる。
ハードロック・レジェンド未だ健在!を見せつけるDEEP PURPLEのライヴ
リッチー・ブラックモア、ジョン・ロード(故人)というバンドの要を欠きながらも、DEEP PURPLEが未だ活動の規模を落とすことなく世界中でプレイをし続けている理由は、やはりライヴの素晴らしさが大きな要因だろう。勿論、リッチーやジョン・ロードが不在のDEEP PURPLEを認めないファンも多い。全盛期とは程遠く過去の名曲を歌えないイアン・ギランのヴォーカルにしても同じだ。だが、それでもDEEP PURPLEには独特の凄味がある。イアン・ペイス(D)、ロジャー・グローヴァー(B)、ドン・エイリー(K)、スティーヴ・モーズ(G)の4人が作り出すサウンドは、ハードロック・レジェンドDEEP PURPLEの名に相応しい技量と迫力とテンションを維持しているし、ギランのヴォーカルも、無茶なセットリストを組まなければ、問題無い。
先日のURIAH HEEPのライヴ会場には、高い年齢層のファンに混じって、若い世代のファンの姿も数多く見られた。是非、DEEP PURPLEの伝説的なライヴも、幅広い世代、特に若い世代のHR/HMファンに体験して頂きたい!
DEEP PURPLE JAPAN TOUR 2016
5月9日 札幌・ニトリ文化ホール
5月10日 函館市民会館
5月12日 仙台サンプラザホール
5月13日 郡山市民文化センター大ホール
5月15日 東京・日本武道館
5月16日 大阪・フェスティバルホール
5月18日 名古屋・日本特殊陶業市民会館フォレストホール
チケット、その他詳細:ウドー音楽事務所 DEEP PURPLE