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海外でのライヴ参加する場合に、どうしても問題となるのがチケット購入。ライブ参加への第一段階であるチケットの入手について、アメリカを例にした概要と注意点をお届けする。

アメリカでは、ネットでのチケット購入はTicket Masterが有名だ。メジャーなライヴは殆ど取り扱っている。Ticket MasterのHPからのライヴ検索もできるが、アーティストのツアー日程のオフィシャルHPから直接リンクされているケースが多い。

チケットの購入時にはアメリカで使用できるクレジットカードが必要になるが、日本で発行されたカードであれば、まず大丈夫だが、ライヴに行く本人のカードを使う必要がある。

席種の設定は非常に細かい。アリーナ前方、後方、スタンド席正面、側面、その前方、後方、などそれぞれで料金が違う。当然、見やすい席は料金が高い。座席の場所指定も可能な場合が多い。画面に座席マップが表示さるので、空いている席から、通路側、ステージ上手側等好きな席を自由に指定できる。

チケットの受け取りは、自分でプリントアウトしたりスマホに転送するeチケット、会場で受け取るWill Call、郵送の大きく3種類あるが、届くまでの期間が読めないので郵送はお勧めできない。eチケットは手数料もかからずチケット受け取りも不要だが、チケットの現物が欲しいという人も多いだろう。その場合はWill Callを利用すれば良い。手数料が数百円かかるが、手元にチケットが残る。Will Callでは会場窓口にチケット決済につかったクレジットカードとパスポートを持参して、その場でチケットを受け取る。

飛行機の遅延などでコンサートに行けなかった場合、一定の条件を満たせば払い戻しを受けることができる「保険」、会場の入り口に近い駐車場を予約できる「駐車場優先予約」といった有料オプションが付帯できる場合もある。

決済前に、この様なオプションの他にも、アルバム音源のダウンロードやグッズ、ライヴとは何の関係もないスポンサー商品の購入画面が表示され知らないうちに選択されてしまうケースがあるが、購入金額に明細が表示されるので、内容をしっかりチェックしてから、決済の確定をしていただきたい。