ギネス認定の高音!ホイッスルボイスを堪能しよう
90年代を代表し、その高音はギネスにも認定されている歌姫Mariah Carey。2000年代に入ってかつての高音が出なくなったことや、過激すぎるライブパフォーマンスで批判を浴び、しばらく低迷期に入って入ったものの近年ではデビュー当時の高音や美声を取り戻し、再び脚光を浴びている彼女である。
そんな彼女の最大の魅力にして武器となっているのが「ホイッスルボイス」。名前のとおり笛のような高音で、Mariah Careyの名は一気に世界へと広がって行きトップスターの仲間入りを果たした。そんな彼女のホイッスルボイスを堪能できる作品と言えばこの「emotions」だ。サビの最後には必ずホイッスルボイスが入れられているだけでなく、間奏部分でもホイッスルボイスを使っての歌唱を聴くことができる。
LIVE映像を見ていただければわかるのだが、彼女がホイッスルボイスを出すときには、こめかみに指を当てる癖がある。ここに指を置けば高い声が出ると話題になり(実際には高音の発声は関係なく、ただの彼女の癖)多くの人が真似をしていた。そして、彼女の魅力がホイッスルボイスを発生するだけでなく、その声のまま音程を変えたりビブラートをかけたりしてしっかりと歌唱することが出来るということと、高音を出した後でも息切れ一つせずしっかりと歌うことができるという点だ。
まさに「天から与えられた才能」とはこのことだと、この曲を聴いて堪能していただければと思う。