2016年10月に来日公演を行なったばかりのSPIRITUAL BEGGARSのシンガー、APOLLO(アポロ・パパサナシオ/Apollo Papathanasio)が、初のソロ・アルバム「Waterdevils(ウォーターデヴィルス)」を1/25にリリースする。本作には、クリストファー・アモット(ex ARCH ENEMY、ARMAGEDDON)、マーク・クロス(ex FIREWIND)、マイケル・アーレ(GAMMA RAY)といった豪華なメンバーが参加しており、長いキャリアを持つAPOLLOの初ソロ・アルバムに相応しい強力なアルバムとなっている。
SPIRITUAL BEGGARS以外にもFIREWIND等様々なバンドで活躍してきた素晴らしい歌唱力を持つAPOLLOだが、本作の音楽性は、70年代~80年代を彷彿とさせるクラシックHRスタイルと言える。その点ではSPIRITUAL BEGGARSと同路線の曲もあり、オープニングの”Revolution for the Brave“や”Liberate Yourself“等は正にそれ風だが、アルバムが進むにつれて初期WHITESNAKE風の”Buried in a Flame“や、もっと80年代的な曲も現れる。APOLLOの歌唱はディープヴォイスの味わい深いスタイルなので、ポール・ロジャースやデヴィッド・カヴァーデイルのファンにもお勧めのアルバムだ。
Waterdevils(ウォーターデヴィルス) / APOLLO
1.Revolution For The Brave、2.Liberate Yourself 、3.Buried In A Flame、4.Safe and sound、5.Fallen endlessly 、6.Crossing the lines 、7.Power 、8.Rise up 、9.I need rock n’ roll、10.Chasing shadows 、11.Through the fire、12.Stop (Phenomena cover) 、13.Revolution for the brave(alternative mix by Roland Grapow/日本盤ボーナストラック)