伝説のスラッシュ・メタル・バンドWHIPLASHがオリジナル・ドラマーの復帰とデビュー30周年ツアーを発表!
アメリカ、ニュージャージー出身の伝説のスラッシュ・メタル・バンドWHIPLASH(ウィプラッシュ)が、オリジナル・ドラマー、トニー・スカグリオン(Tony Scaglione)の復帰と、デビュー30周年ツアーを発表した。そして、このツアーには待望の初来日公演が含まれている。
スカグリオンは、85年のデビュー・アルバム「Power and Pain」リリースの後、86年にSLAYERからデイヴ・ロンバードが一時的に脱退した際のツアー・メンバーとなり、そのままWHILPASHを脱退。その後、何度かWHIPLASHへの復帰と脱退を繰り返しており、今回が4度めの復帰となる。現在のラインナップは、中心メンバーのトニー・ポータロ(Tony Portaro/ギター、ヴォーカル)、トニー・スカグリオンのオリジナル・メンバー2人と、2011年に加入したダンク・デロング(Dank DeLong/ベース)となっている。(オリジナル・ベーシストのトニー・ボノは2002年に死去)
80年代スラッシュ・メタルを代表する名盤「POWER AND PAIN」
WHIPLASHのデビュー・アルバム「POWER AND PAIN(85年)」は、スラッシュ・メタル全盛期の名盤として現在でも高く評価されている。高速リズムにヘヴィなパートを織り交ぜるスラッシュ・メタルの王道ともいえる展開に、NWOBHMの影響を感じさせるメロディアスなフレーズのオンパレードで、ここまで高い完成度の「スラッシュ・メタル」アルバムは、初期のMETALLICAやSLAYER、EXODUSといったバンドのアルバムを加えたとしても、他に何枚あるだろか?と考え込んでしまう程だ。続く2ndの「TICKET TO MAYHEM(87年)」も、展開がドラマチックな曲が増え、サウンドの質も向上した好盤と言えるし、90年代の再結成アルバムも悪くはないが、WHIPLASHのベストアルバムといえば、やはりこの「POWER AND PAIN」に尽きるだろう。
TRUE THRASH FEST 2016で初来日決定!
その名盤「POWER AND PAIN」30周年を記念するツアー、記念するラインナップで、WHIPLASHが大阪のTRUE THRASH FEST 2016のヘッド・ライナーとして、ついに初来日を果たす。残念ながら現在「POWER AND PAIN」のCDは入手困難な状態となっているが、これを機に再発される事を期待したい。
WHIPLASH来日スケジュール
2016/2/13(土),14(日) 大阪・江坂MUSE HALL
TRUE THRASH FEST 2016
出演:WHIPLASH(USA)、TERRORDOME(POL)、RIVERGE(JPN) and more
チケット発売:12月予定
INFO:ROCK STAKK RECORDS