全国ツアー中のSOLITUDEが「地方の鋼鉄化」イベント、Metallization of Provincesに参戦！

2015-09-30

全国ツアー中のSOLITUDE(ソリチュード)が、いよいよ東北、北海道へ

ニュー・アルバム「Reach for the Sky」リリースに伴う全国ツアーの前半ハイライトとも言える東京・渋谷CYCLONEでのワンマン・ライヴを終えた孤高のメタル・バンドSOLITUDE(ソリチュード)が、いよいよ10月から東北、北海道ツアーをスタートさせる。まずは10/2(金)仙台市、10/3(土)のいわき市の東北２公演だ。

強力なバンドが参戦する「地方の鋼鉄化」イベント「Metallization of Provinces」

全国ツアーを行うバンドが、東北の開催地として仙台市を選ぶことは多いが、いわき市が選ばれるのは珍しい。今回のSOLITUDEのいわき公演は、同市を拠点とするバンド、Colony of Meditation(コロニー・オブ・メディティション)が「地方の鋼鉄化」をスローガンに、毎回、強力なバンドを招いて開催しているメタル・イベント「Metallization of Provinces」として行われる。今回で11回目の開催で、最近では、SARBER TIGER、Project BLINDMAN、そして海外からもカナダのUNLEASH THE ARCHERSが参戦している。ハード・ロック、ヘヴィ・メタル系バンドのツアーに関していえば、全国ツアーでも、大都市中心に組まれる事が多い。海外勢ともなれば東京、大阪、名古屋以外で組まれれば上出来だ。ツアーを観たくても見る事ができないという地方のファンは多いだろう。実際にライヴを観る事で、改めてバンドの魅力が発見できる事も多いので、各地域でのハード・ロック、ヘヴィ・メタルの活性化という意味で、地元のバンドとツアー・バンドが連動する、この様な企画は大きな意味を持つだろう。

レジェンドも感じた、メタルに飢えたファンのエネルギー

昨年来日にしたメタル・レジェンドANVIL（アンヴィル）が、6回目の来日で初めて大都市以外でのライヴを行った。その点についてLIPS(ギター&ヴォーカル)に感想を聞いてみた。「東京や大阪でのライヴはいつもエキサイティングだ。だが、今回初めて訪れた街でプレイをして、俺はイギリスの普段メタル・バンドが行かない様な街でプレイした時と同じ気分になった。（大都市のファンの様な）ライヴ慣れをしてないかもしれない。だがメタルに飢えたファンのエネルギーは凄い！だから俺は大都市でプレイするのと同じか、それ以上のパワーで応えるんだ！」

普段、東京、大阪などの大都市のライヴへ足を運んでいるファンも、足を延ばして地方遠征をしてみるもの良いだろう。同じバンドのライヴでも、いつもと違う発見があるかもしれない。