グラハム・ボネットが最新ライヴ映像をリリースへ

昨年の来日公演を収録したライヴ・アルバム「Escape from Alcatrazz」をオンライン、およびボックスセット限定でリリースしたばかりのグラハム・ボネットがFacebookのオフィシャルページで、自らのバンドGRAHAM BONNET BANDの最新パフォーマンスをビデオ撮影し、リリースする計画を発表した。ライヴの収録は4月24日にイタリアで行われるFrontiers Rock Festivalとされている。このフェスティバルは、名前の通り、大手レーベルのFrontiersが主催するもので、グラハムの他にも、LAST IN LINE、TREAT、再結成を果たすTALISMAN、テリー・ブロックなど、日本でもおなじみのバンドが数多く出演予定だ。グラハムは昨年、Frontiersと契約を交わしており、今回のライヴ映像も当然Frontiersからリリースが予定されている。

グラハムの歴史を総括するセットリスト

この映像作品が予定どおりリリースされれば、グラハムにとっては、84年のスティーヴ・ヴァイを擁したラインナップでの来日ライヴ以来、32年ぶりのライヴ映像となる。気になるセットリストについては、多くのファンの望み通り、RAINBOW、MSG、ALCATRAZZ、IMPELLITTERIのナンバーに、ソロ曲を加えた、グラハムの歴史を総括する内容となる模様だ。昨年の来日時も、自らのライヴではRAINBOWやALCATRAZZの曲を、そして、マイケル・シェンカーとともに"Desert Song"、"Assault Attack"を見事に歌いこなしていたので、今回のライヴ作品にも期待が高まる。なお、現在のグラハムのバンドには、前回の来日時には参加していなかったWARLORDのドラマー、マーク・ゾンダーが正式参加している。WARLORDのライヴ映像はオフィシャルでは、殆ど残されていないので、その意味でも今回の作品は貴重な映像になるのは間違いない。無事、ライヴが行われ、予定どおり作品がリリースされるのを楽しみに待ちたい。

GRAHAM BONNET BANDオフィシャル・フェイスブック(英語)

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