8都市9公演、ジェフ・ベックの単独ジャパン・ツアー決定!

今年ニュー・アルバム「Loud Hailer(ラウド・ヘイラー)」をリリースした、英国のギター・レジェンド、ジェフ・ベック(Jeff Beck)が、2017年1月~2月にかけてジャパン・ツアーを行う事となった。ジェフは、今年11月に両国国技館で行われるイベント「Classic Rock Awards」でも来日する予定となっているが、同イベントに参加するCHEAP TRICKやリッチー・サンボラ単独公演はアナウンスされていなかった。「ジェフの単独公演は?」と、気をもんでいたファンも多かったと思われるが、時期こそ年明けになるものの、全国8都市9公演というロング・ツアーで、さすがジェフ!という規模のツアーとなる。来日するバンド・メンバーは、この夏に行われたアメリカン・ツアーと同じ編成で、昨年も来日したロンダ・スミス(Ba)、ジョナサン・ジョセフ(Dr)、ジミー・ホール(Vo)、そして最新アルバムに参加したロージー・ボーンズ(Vo)カーメン・ヴァンデンバーグ(Gt)となる模様だ。

ニュー・アルバム「Loud Hailer」を引っ提げた最新ツアー

今年ソロ・デビュー50年目(THE YARDBIRDSやそれ以前のキャリアを含めればとっくに50年を超えている!)を迎えるジェフ・ベックだが、驚くべきは、このキャリア、この年齢になっても常に新しいサウンドに挑戦し続けている点だ。最新アルバムは、女性ヴォーカル、ロージーを迎えたヴォーカル・アルバムで、音楽的にもこれまでに無かったものだ。そしてこのツアーにも、レコーディング・メンバーのロージー、カーメンが参加する。日本ツアーの内容がどうなるかは分からないが、少なくとも最新のアメリカン・ツアーの内容はデビュー50周年ツアー的なクラシックソングが並ぶライヴではなく、ニュー・アルバム「Loud Hailer」のツアーと言える構成になっている。通常、長い歴史を持つバンド、ミュージシャンであれば、ファンはクラシック・ソングを求めるし、そういったセットリストになるライヴが圧倒的に多いが、ジェフには、それは当てはまらないし、それでファンを失望させる事もない。どんな曲をプレイしようと、オンリー・ワンのギター・サウンドは健在だ。常に変わり続ける音楽性とは正反対に、72才になる今でも、遠目で見れば、ほぼ容姿が変わらないのもジェフの凄いところだ。時間を超越したギタリスト、ジェフ・ベックがニュー・アルバムと共に日本に戻ってくる。

Jeff Beck Japan Tour 2017

1/25(水) パシフィコ横浜
1/26(木) 仙台サンプラザホール
1/28(金) 岩手県民会館大ホール
1/30(月)、31(火) 東京国際フォーラム・ホールA
2/2(木) グランキューブ大阪
2/3(金) 福岡サンパレスホテル&ホール
2/4(土) 広島上野学園ホール
2/6(月) 名古屋市公会堂

チケット、その他詳細:ウドー音楽事務所HP