豪華ゲストを迎えたセカンド・アルバム「Resurrection」
元QUEENSRŸCHEのシンガー、ジェフ・テイト(Vo)率いるOPERATION:MINDCRIMEが、昨年リリースの「The Key」に続くセカンド・アルバム「Resurrection」をまもなくリリースする。2年連続のニュー・アルバムは近年では珍しい短サイクルでのリリースとなるが、もともと3部作となる作品の2作目という事で、当初から新作のコンセプトは出来上がっていたのだろう。レコーディングには前作に続いて、MEGADETHのデイヴ・エルフソン(Ba)、DISTURBEDのジョン・モイヤー(Ba)、THE DEAD DISIESのブライアン・ティッシー(Dr)、元AC/DC、DIOのサイモン・ライト(Dr)といった豪華がメンバーが集められている。QUEENSRŸCHEで活動を共にしたケリー・グレイ(Gt)、ランディ・ゲイン(Key)も当然、参加しており、基本的な音楽性は前作や、それ以前にQUEENSRŸCHE名義でジェフが発表してきたモダン・グルーヴを取り入れたオルタナティヴ風サウンドを踏襲している。かつての音楽性を支持するファンには賛否が分かれるジェフの音楽性だが、これがジェフの求める音楽という事で、ブレが無いと言えば確かにその通りだ。
リパー、ベイリーとのTRINITY TOUR開催へ!
一時的に2つのQUEENSRYCHEが存在した時代にジェフがリリースした「Frequency Unknown(2013年、日本未発売)」以降、ジェフの作品には多くの豪華ゲストが参加してきたが、本作でも先に述べたミュージシャンに加え、元JUDAS PRIESTのティム・"リパー"・オーウェンス(Vo)、元IRON MAIDENのブレイズ・ベイリー(Vo)が参加して話題を集めている。2人が参加した"Taking on the World"のビデオ収録も行われており、まもなく発表される予定だ。
更に、この秋にはオーウェンズ、ベイリーとともにTrinityと題されたツアーを行う事も発表されている。ジェフによれば、このツアーでは、QUEENSRYCHE、JUDAS PRIEST、IRON MAIDENの曲もプレイされるとの事だ。このツアーは現時点ではアメリカのみがスケジューリングされているが、反響次第ではワールド・ツアーに発展する可能性もある事を、ジェフは海外メディアに語っている。