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前回90年代までの東京のライブ会場【東京三大聖地】についてまとめましたが、90年代以降の東京のライブ会場は、90年代以前と比べ、どの様に変化をしていったでしょうか?

90年代に入ると、渋谷の「クラブクワトロ」や、やはり渋谷で「ON AIR EAST」「新宿リキッドルーム」といったスタンディングの会場が出来始めました。スタンディングの会場が出来ると、ライブの見方も変わってきました。スタンディングの会場は、もちろん座席が無いため動きやすいスペースなどを確保できます。過激なアーティストのライブでは、(一応危険なため、主催者は禁止しています。)モッシュやダイブが見られるようになってきたのも、この頃からです。

その後、「ZEPP TOKYO」、「赤坂BLITZ」(今のBLITZは、建て替えて2代目です)や「渋谷AX」(閉館)などができました。「ZEPP TOKYO」、「赤坂BLITZ」では、初期の頃、過激なアーティストのライブでは、ステージ下に、外国人のセキュリティー要員を配置していました。この頃、大規模会場もスタンディング許可を出し始めました。東京近郊だと「横浜アリーナ」、「東京ベイNKホール」(閉館)は、スタンディング解禁で、ビースティボーイズやナイン・インチ・ネイルズ、ケミカル・ブラザーズなどが来日時に演奏しました。

東急文化村の「オーチャードホール」有楽町の「東京国際フォーラム」は、音響も良く、今でも健在です。東京から少し離れますが、「埼玉スーパーアリーナ」も、良い会場です。その他比較的新しく作られた会場としては、「新木場STUDIO COAST」「東京ドームシティホール」「ZEPP DIVERCITY」などがあります。