キース・エマーソンがソロ・バンドを率いて来日
EMERSON,LAKE & PALMER(ELP)で活躍した伝説のキーボード・プレイヤー、キース・エマーソン(Keith Emerson)のソロ来日公演が決定した。キースは2010年にキース・エマーソン&グレッグ・レイクとして来日が予定されていたが、キースの体調不良によってキャンセルとなっており、来日公演は2008年以来となる。今回の来日メンバーは、キースの他、マーク・ボニーラ(G&Vo)、トラヴィス・デイヴィス(Ba)、トロイ・ルケッタ(Dr)の4人編成で、2008年にリリースされたキースの実質的な1stソロ・アルバムのレコーディングにも参加していたメンバーだ。完全なロック形式のライヴを想定したラインナップと言って良い。特に、ギタリストのマークは90年代にも共にツアーを行い、キースのソロ・アルバムも「Keith Emerson Band featuring Marc Bonilla」名義とされるなど、キースの片腕と言って良い存在だ。キースのソロ・バンドではELPの曲も、エレキ・ギター入りで演奏されオリジナルのELPよりもよりハードなアレンジとなっている。マークはリード・ヴォーカルとしても素晴らしい歌唱力を持っている為、キースのバンドにおける役割は非常に大きな存在だ。
キースのプレイ、キーボード・セットを間近で見る絶好のチャンス!
通常はこのバンドであれば、シアター規模でのライヴが相応しいラインナップだが、今回はビルボードライヴという小規模会場でのライヴとなる。キースの神技の如きキーボード・プレイや、機材そのものがステージ・セットの一部となるほどのキーボードのセットを間近で見る絶好のチャンスだ。そして、キースのライヴといえば、キーボードとの「格闘」プレイがハイライトになる。キーボードの上に飛び乗ってナイフ(日本刀か?!)を鍵盤に突き刺したり、馬乗りになったり、下敷きになった状態でプレイをしたり、といったプレイがビルボードライヴのステージで再現されるのか?は定かではないが、単なるキーボード・プレイではとどまらない、キースのパフォーマンスにも注目だ!
キース・エマーソン来日公演
2016/4/14(木) ビルボードライブ大阪
2016/4/17(日) 〜 4/19(火) ビルボードライブ東京
各日とも1日2ステージ