スーパー・トリオ、THE WINERY DOGS(ワイナリー・ドッグス)がセカンド・アルバム「Hot Streak」をリリース!

リッチー・コッツェン(ギター、ヴォーカル)、ビリー・シーン(ベース)、マイク・ポートノイ(ドラム)による、スーパ・トリオTHE WINERY DOGS(ワイナリー・ドッグス)が、2013年のデビュー・アルバムに続く新作「Hot Streak」をリリースした。メンバー全員が輝かしいキャリアを誇るTHE WINERY DOGSだが、それぞれが同時並行でソロや別バンドの活動を行っている為、バンドを継続してくれるのか心配していたファンも多かっただろう。特にマイク・ポートノイはTRANSATLANTIC、FLYING COLORS、NEAL MORSE BAND、METAL ALLEGIANCE、TWISTED SISTERを掛け持ちしている。しかもゲスト的な参加ではなく、殆どの場合は曲作りからツアーまでの本格的な参加だ。良く時間を作り出しているものだと感心してしまうが、いずれにしても、こうしてTHE WINERY DOGSの新作がリリースされたのは嬉しい限りだ。

前作の音楽性を軸に、メンバーの技巧がより強調されたアルバム

本作の音楽性は基本的には前作の延長線上だが、3人の技巧がより強調されている曲が多い。パワー・ロック・スタイルを軸としながら、どことなくMR.BIGテイストも感じさせる内容は、前作からのファンの多くが期待したとおりのサウンドと言って良いだろう。リッチーのヴォーカルは、往年のデヴィッド・カヴァーデイル(WHITESNAKE)を思い起こさせる程に、ディープでエモーショナルだ。

ライヴでの激しい演奏に期待!アメリカからツアー開始!

アコースティック・ギターやピアノを取り入れた曲もあるが、全体的にトリオ編成のライヴ演奏を想定したシンプルなアレンジの曲が多い。シンプルといってもそれぞれのパートの音数は多く、ライヴともなれば、さらに激しい3人のバトルが期待できる。まだ来日公演は発表されていないが、この3人のバンドであれば、間違いなく来日してくれるだろう。前回の来日ではMR.BIGやリッチーのソロ曲に加えてPOISONの曲まで飛び出した。今回はアルバムが2枚分の曲があるので、オリジナル曲でセットリストが組まれると思われるが、果たしてどうだろうか?アメリカン・ツアーは10/3からスタートする予定だ。