SANTANA IVの奇跡のラインナップでのライヴが実現

今年4月にリリースされたサンタナ(SANTANA)の24枚目のアルバム「SANTANA IV」は、グレッグ・ローリー(Key&Vo、ex JOURNEY)、マイケル・カラベロ(Perc)、マイケル・シュリーヴ(Dr)そしてニール・ショーン(Gt、JOURNEY)という71年の名盤「SANTANA III」のメンバーが再集結した奇跡のアルバムだった。そして、このアルバム製作と合わせて3/21に行われたライヴを収録した「SANTANA IV Live at House of Blues」が遂にリリースされた。ライヴには勿論、ニールや、グレッグ等のレコーディング・メンバーも参加している。

年齢を感じさせない力強いライヴ

このラインナップでのライヴが実現し、SANTANAの新旧の名曲をプレイした事自体が奇跡の様な出来事であるが、それ以上の奇跡は、45年前のラインナップが再集結しているにも関わらず全てのメンバーのプレイが「今が全盛期ではないか?」と思わせる程に素晴らしい事だ。「SANTANA III」の頃に若干17才という若さで衝撃的なプレイを披露していたニールですら、もう60才を越えている。御大カルロス・サンタナは70才を迎えようとしている年齢だ。若い時代には無かったベテランならではの円熟味があるのは勿論だが、それ以上にパワフルで情熱的だ。SANTANAの音楽を通じて若き日の姿に戻ったかの様な熱演にプレイに感銘を受ける。SANTANAのファン以外にもぜひ見ていただきたい作品だ。

SANTANA IV Live at the House of Blues

1. ソウル・サクリファイス、2. ジンゴー、3. イヴィル・ウェイズ、4. エヴリバディーズ・エヴリシング(新しい世界)、5. シェイク・イット、6. エニウェア・ユー・ウォント・トゥ・ゴー、7. チュー・チュー、8. オール・アボード、9. サンバ・パ・ティ(君に捧げるサンバ)、10. バトゥーカ、11. ノー・ワン・トゥ・ディペンド・オン(孤独のリズム)、12. リーヴ・ミー・アローン、13. スウェニョス、14. カミナンド、15. ブルーズ・マジック、16. エチゾ
、 17. カム・アズ・ユー・アー、18. ヤンブー、19. ブラック・マジック・ウーマン/ジプシー・クイーン、20. オエ・コモ・ヴァ(僕のリズムを聞いとくれ)、21. ロナルド・アイズレー・イントロ、22. ラヴ・メイクス・ザ・ワールド・ゴー・ラウンド、23. フリーダム・イン・ユア・マインド、24. トゥーサン・ルーヴェルチュール(祭典)

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