MEGADETH(メガデス)はオフィシャルサイトで、最新アルバム「Dystopia」に参加していたドラマー、クリス・アドラー(Lamb of God)の後任として、スウェーデンのデスメタル・バンドSOILWORKのダーク・ヴェルビューレンが正式加入した事を発表した。公式発表は、Dirk Verbeuren named as full time drummer for MEGADETH （ダーク・ヴェルビューレンはMEGADETHの専任ドラマーとなった）という頭書きで、現時点でSOILWORKからの公式発表は無いものの、ダークは掛け持ちではなく、SOILWORKを脱退した事を示唆している。
MEGADETHのサイトには「デイヴ、デイヴィッド、キコ、私を、温かく迎え入れてくれた事に感謝したい。そして、皆と共に素晴らしい音楽をプレイし、作り出せる機会を持てた事にとても興奮している。クリス・アドラーへ、私をMEGADETHに紹介してくれて感謝します。」という、ダークからMEGADETHの他メンバーやクリスへの謝辞を述べたコメントも紹介されているが、ここでもSOILWORKについては言及されていない。
また、発表の中では、クリスのコメントも掲載されている。「自分が大好きなバンド(MEGADETH)が再びトップの座に返り咲く事に、バンドの一員として関われた事は、とても光栄だった。」という書き出しで始まっており、MEGADETHを離れる理由は「バンドはパーマネントなメンバーを必要としているが自分にはLamb of Godがあり同時に２つのバンドに在籍する事ができない。それ以外には何の裏話も、争い事も無い。」としている。
MEGADETHの最新作「Dystopia」はアメリカのビルボードTOP 200で第3位、HR/HMチャートでは第1位の座を獲得した他、世界中のチャート上位に登場するヒット作となり、世界中の10ケ国でバンド史上最大のヒット作となっている。現在、MEGADETHはヨーロッパをツアー中で、8月には南米ツアー、9月にはアメリカでOZZFEST meets KNOTFESTに登場する予定だ。