メロディアス・メタル・バンドSIRIUS ROAR(シリウス・ロア)/SHO(Gt)、ERIKA(Vo)インタビュー

2016-07-15

6/26東京・吉祥寺クレッシェンドでレコ発ライヴを行った、メロディアス・メタル・バンドSIRIUS ROAR(シリウス・ロア)の、SHO(Gt)、ERIKA(Vo)のインタビューをお届けする。

LiveLand(L): レコ発ツアー、東京でのライヴを終えていかがですか？

ERIKA(E): すごくやり切った感があります。とても楽しかったです。

SHO(S): 客席も、とても盛り上がってくれて、良いライヴができたと思います。

L: 確かにかなり盛り上がっていましたね。さて、アルバム「Qualia（クオリア)」リリースからしばらく経ちましたが、反響はいかがですか？

S: 良い反響をいただけています。直接接点の無い方からも、知り合いを通じて、良い感想を頂けたりして嬉しいです。

E: 今日の会場でも良い言葉をかけて頂けて、気に入っていただけているんだな、と感じました。ありがとうございます。

L: 初めてのフル・アルバムですが、収録曲はいつ頃から書き始めたのですか？

S: 時期はバラバラです。かなり前に、このバンドを始める前に書いた曲もあります。アレンジが変わっているので別の曲になっていますが。
ERIKAが入った後に、このアルバムの為に書いた曲もあります。

L: ERIKAさんも、作詞をしている曲がありますね?

S: 僕がかなり忙しくなって、手が回らなくなってしまったので、ERIKAに歌詞を投げちゃいました。（笑)

E: 作詞の経験が全くなかったので、何を書いたら良いか分からなかったのですが、頭の中でストーリーのイメージを膨らませて、頑張って書きました。

L: 英語の歌詞も多いですね。

S: 僕の場合は、翻訳機を使って書くこともあります。

E: 私は翻訳機は使わずに、自分で書いています。

S: ERIKAは知的な部分をアピールしたがるんですよ。(笑) そういえば、歌詞ではないんですが、アルバムのカバーに誤字があって、、、何度も確認したのですが、ダメですね（苦笑） 5曲目"The Beginning of the End"のタイトルのスペルが"The Beginning…."のはずが"The Biginning…"になってしまっています。歌詞の本文は正しいんですけど、タイトルの方が間違えています。

L: (手元のブックレットを確認して)確かに違っていますね。今、初めて気づきました。次のプレスで修正したら逆に初回盤はレアになりますね！

S: 2回目のプレスがあれば、そうですね。その為にも、今の在庫を沢山売らないとダメですね。（笑)

L: 今後もライヴで沢山買ってもらえると良いですね。今後のライヴの予定は？

S: 僕たちは、名古屋のバンドなんですが、今、決まっているライヴは、東京が多いです。８月と９月に、また、ここ（吉祥寺クレッシェンド)でやらせて頂きます。あとは滋賀でも８月にライヴがあります。年内は、アルバム・プロモーションで、できるだけ沢山のライヴをやりたいと思っています。

L: SIRIUS ROARの音楽的なコンセプトは？

S: 最初は、僕とMASAとで初めたんですが、意識しているのは北欧メタルですね。アートワークとかも、北欧をイメージしています。
僕は、元々X Japanを聴いて音楽を始めました。X Japanはメタルとヴィジュアル系の両方の要素があって、僕も、以前はヴィジュアル系のバンドをやっていた事もありますが、今はこうしてSIRIUS ROARでメロディアスなメタルをやっています。できるだけメロディを重要視して、メタル・ファン以外にも分かりやすい曲を意識しています。

L: 確かに"Twilight Time"等はキャッチーな曲ですね。私も好きな曲です。ライヴでも良かったと思います。

S: ありがとうございます。

L: ERIKAさんの音楽ルーツを教えてください。

E: 私は、元々クラシックが中心だったので、メタルの経験はまだ浅いんです。バンドの経験も無くてSIRIUS ROARが初めてのバンドです。

L: コピー・バンド等の経験も無しですか?

E: 全くありません。バンドには興味があって、ずっとやってみたいと思っていましたが、このバンドが初めての経験です。

L: それでいきなり作詞をしたり、レコーディングをしたりというのは、かなりスゴイ事ですね。SHOさんとしては、経験の無いERIKAさんが入って、いきなりレコーディングをするというのは、冒険ではありませんでしたか？

S: 前のヴォーカルが辞めてから、オーディションとかはしていたんですが、なかなかメンバーが決まらない時期があったんです。自分たちとしては早く音源を作りたい気持ちがあったので、やることにしました。もしかしたら、ERIKAには事前に伝えてはいなかったかもしれません。（笑)

E: 突然、レコーディングするから、って言われたんです。(笑)

L: 大変じゃなかったですか？

E: とても大変でした。実際、私がスタジオで上手くできなくて、レコーディングが遅れてしまったり、中断みたいになってしまった事もありました。でも、皆に協力してもらって、何とかこうしてアルバムが完成して、ライヴもできて、やりきる事ができて、良かったと思っています。

L: ライヴの本数もまだそれほど多くないと思いますが、ヘドバンとか思いっきりしていましたね。そういう激しいイメージが無かったので良い意味で驚きました。

S: ERIKAのヘドバンは、リハーサルで特訓しました。前は多分、５回くらい頭を振ったらフラフラしてましたから。(笑)

E: 本当にフラフラになっていましたね。今回は上手くできて、練習の成果がでました。(笑)

L: 一方で、SHOさんは、ギタリストですがそれほど、ステージでは動きませんね。むしろ、SATOSHIさんが7弦ベースを持って激しく動き回っているのが面白いな、と思いました。

S: ウチはドラムのMASAとベースのSATOSHIがハジける担当なので、僕は逆にクールなイメージで弾いている方が良いかな、と思っています。実際、影響されたギタリストが、それほどアクションが激しいタイプではない、というのもあるかもしれないです。X JAPANのHIDEさんとか、STRATOVARIUSのマティアス(クピアイネン)とか。

L: SHOさんはキーボードも弾いているんですね？

S: はい。今はメンバーにキーボードが不在なので。ライヴでは同期を使っていますが、キーボード・プレイヤーを絶賛募集中です！ぜひ、やってみたい、という方がいたら、バンドのホームページに情報を掲載していますので、そちらを見ていただいて、連絡をお待ちしています！

L: 最後にメッセージをお願いします。

E: SIRIUS ROARは、これからもどんどん経験を積んで、成長していきたいと思っています。これからも応援をよろしくお願いいたします！またライヴでお会いしましょう！

S: SIRIUS ROARの音楽はメタル以外のファンの方にも楽しんでもらえる様にしたいと思っています。ぜひ、多くの方に楽しんでいただきたいと思います。よろしくお願いします！

2016.6.26