70年代から“10538序曲“、”テレフォン・ライン”、”見果てぬ想い“等のヒットを連発し、今年、ロックの殿堂入りを果たした英国の伝説的ロック・バンドELECTRIC LIGHT ORCHESTRA(エレクトリック・ライト・オーケストラ、ELO)中心人物であるジェフ・リンを中心とするJeff Lynne’s ELOが、最新ライヴを収録したライヴ作品「Wembley or Bust」11/17にリリースする。本作は2017年6月にイギリスのウェンブリー・スタジアムで約60,000人の観衆を集めて行われたライヴを収録したもので、2枚組CD+ブルーレイ or DVD、2枚組CDのみ、LPといった各種フォーマットでリリースされる。

ジェフ・リンは、2014年以降、Jeff Lynne’s ELO名義での活動を続けており、2015年には”ELO”として約14年ぶりのオリジナル・アルバム「Alone in the Universe」をヒットさせ、その健在ぶりを示した。名前のとおり、実際には現在の”ELO”は、ジェフのソロ・プロジェクトであるが、名義はどうあれ、現代のELECTRIC LIGHT ORCHESTRAそのものと捉えて差し支えない。本作でもELOの70年代の代表曲から最新アルバムの楽曲まで、出し惜しみの無いELOオールタイム・グレイテスト・ヒッツ・ライヴが展開されている。

ELOのライヴの醍醐味は、その楽曲の素晴らしさのみならず、光と映像と音を見事に融合させたスケールの大きなステージも大きな魅力である。70年代から巨大なステージセットを使用し、バリライト、レーザー光線といったライティング技術をいち早くステージにとりれており、来日公演を行ってもステージは持ち込み不能、という規格外のライヴを当時から展開していた。本作でも、現代のステージ技術を駆使したとてつもないライヴが展開されている。日本では実現しなかった空前のスケールで行われたライヴを、本作を通じて楽しんでいただきたい。

Wembley or Bust / Jeff Lynne’s ELO

CD1: 1. Standin’ in the Rain、2. Evil Woman、3. All Over the World、4. Showdown、5. Livin’ Thing、6. Do Ya、7. When I Was a Boy、8. Handle with Care、9. Last Train to London、10. Xanadu、11. Rockaria!、12. Can’t Get It Out of My Head
CD2: 1. 10538 Overture、2. Twilight、3. Ma – Ma、4. Shine a Little Love、5. Wild West Hero、6. Sweet Talkin’ Woman、7. Telephone Line、8. Turn to Stone、9. Don’t Bring Me Down、10. Mr. Blue Sky、11. Roll Over Beethoven
Blu-ray、DVD: 1. Standin’ in the Rain、2. Evil Woman、3. All Over the World、4. Showdown、5. Livin’ Thing、6. Scene 1 – Birmingham Blues、7. Do Ya、8. When I Was a Boy、9. Handle with Care、10. 10 Scene 2 – Secret Messages, Twilight, All Over the World、11. Last Train to London、12. Xanadu、13. Rockaria!、  14. Band Introductions、15. Can’t Get It Out of My Head、16. 10538 Overture、17. Scene 3 – Strange Magic、 18. Twilight、19. Ma – Ma、20. Shine a Little Love、21. Wild West Hero、22. Scene 4 – Believe Me Now、  23. Sweet Talkin’ Woman、24. Telephone Line、25. Turn to Stone、26. Don’t Bring Me Down、27. Mr. Blue Sky、28. Scene 5、29. Roll Over Beethoven、30. Credits

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