デヴィッド・T・チャステイン率いるCHASTAINのシンガーとして80年代から活動し、そのパワフル・ヴォイスから「女性版ロニー・ジェイムス・ディオ」とまで呼ばれた、レザー・レオーネ(Leather Leone)が、自らの名を冠したバンドLEATHERを結成し、アルバム制作とツアーを行う事を発表した。レザー以外のメンバーは、Vinnie Tex (Gt)、Daemon Ross (Gt)、Thiago Velasquez (Ba) 、 Braulio Drumond (Drs)という5人編成となっている。

レザーは、CHASTAINで「Mystery of Illusion(85年)」、「Ruler of the Wasteland(86年)」、「The 7th of Never(87年)」、「The Voice of the Cult(88年)」、「For Those Who Dare(90年)」という5枚のアルバムを残している。曲を聴いただけでは、シンガーが女性と気づかなくても不思議では無い程パワフルなレザーのヴォーカルは、ギタリストのリーダー・バンドであるCHASTAINにおいても、デヴィッドのギターと同等、あるいはそれ以上にバンドの核として存在感を発揮していた。

近年は、2012年にSLEDGE LEATHERというバンドで「Imagine Me Alive」をリリース、2013年にはCHASTAINの再結成アルバム「Surrender To No One」もリリースしている。(動画は再結成CHASTAINの”Evil Awaits Us“のPV)

新バンドLEATHERは、4月から6月にかけてヨーロッパでツアーを行い、今年の後半にアルバムをリリースする予定だ。

Leather Leoneオフィシャル・フェイスブック

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