TANKが新PV”Valley of Tears”を公開

昨年、ドゥギー・ホワイトの後任として、元DRAGONFORCEのZPサートをニューシンガーに迎えたアルバム「Valley of Tears」をリリースしたブリティッシュ・メタルの重鎮バンドTANKが、タイトル・トラック”Valley of Tears“のニュー・ビデオを公開した。アルバム・リリース後にバンドとして目立った動きがなく、トニー・ハーネル脱退後のSKID ROWのツアーにZPが参加していた時期があった事から、動向が懸念されていたTANKだが、今年6月に”Make a Little Time“のビデオをZPも参加した形で製作。新しい”Valley of Tears”のPVにもZPは参加している。このPV公開に伴うバンドのオフィシャル・コメントでもZPがメンバーである事が記されている。

TANKの次の展開は?

アルバムのリリースから暫く時間が空いているが、このタイミングでビデオを公開するという事は、バンドとして新たな動きが期待できる。現在のラインナップにはSKID ROWのツアーに参加していたZPの他にも、BLIND GUARDIANのツアー・メンバーのバレント・クルボア(Ba)もいる為、スケジュールが空くのを待っているのかもしれない。いずれにしても、今後のバンドの動向は要チェックだ。因みに、80年代のTANKの主要メンバーだったアルジー・ワード(Ba&Vo)は、このミック・タッカー(Gt)、クリフ・エヴァンズ(Gt)のTANKとは決別して、自らのバンドをTANKとして活動している。2つの「TANK」が存在し裁判をする訳でもなく、お互いを無視して活動を続けているのが実態だ。