“トモダチ”“夏の思い出”“さくら”など、誰もが一度は聞いたことのある、思わず口ずさんでしまうヒット曲が有名なケツメイシ。

ケツメイシのMVは曲のイメージにピッタリで楽しめるものが多い。有名な俳優や、女優、お笑い芸人などを起用し話題にもなっている。暑い夏にノリノリで聞きたい曲も多いが、ついほろっときてしまう泣けるMVがあるのはご存じだろうか。今回は名作ぞろいのMVの中でもこれは泣ける!という3本を紹介したい。

一つ目は“涙”

お笑いコンビのダイノジが出演したドラマ仕立ての作品。

お笑い芸人を目指す二人がコンビを結成し、挫折を繰り返しながらも夢を追う姿を描いている。ミディアムテンポのメロディーと歌詞がとにかく涙を誘い、ダイノジの二人を応援したくなってしまう。メンバーはチョイ役での出演のみ。

二つ目は“出会いのかけら”

この曲は劇団ひとりの小説[陰日向に咲く]を読んで書き下ろしたもので、MVにも劇団ひとりが出演している。小説の世界感を大事にした作品であるが、小説を読んでいなくても、映画を見ていなくてもこのMVだけでグッとくる。メンバーの歌唱シーンと、昔ながらの写真館を営む店主と妻の物語がリンクされており、どこか懐かしい気持ちになる作品だ。

三つ目は“仲間”

ドラマ[ハガネの女]の主題歌に起用されたこの曲。MVには女優有村架純や俳優野村周平などが出演している。この作品はなんとトータル40分の大作となっており、もはやMVの域を超えている。時間のある時にじっくりと見てほしい。仲間の歌詞とリンクする内容になっているもののドラマが大作すぎるためドラマの挿入歌のようになってしまっている部分は否めない。しかし見応えは十分である。

ケツメイシのMVは本当に手がこんでおり、チョイ役でこんな人が出ていた!などの発見もある。色んなタイプのMVを見てお気に入りの1本を見つけてみてはいかがだろうか。