スティーヴ・ハケット(Steve Hackett)が、最新ライヴ作品「Wuthering Nights: Live in Birmingham」を2018/1/26にリリースする。2DVD+2CDのスペシャルエディション、ブルーレイ、ダウンロードの複数フォーマットでリリースされる。現時点では日本盤のリリースは確認できていない。

本作は、ハケットがソロで行ったGENESIS「Wind & Wuthering (静寂の嵐、76年、ハケットのGENESISラスト・アルバム)アルバムのリリース40周年を記念して行ったツアーの模様を収録したもので、同作の完全再現はされていないものの、“Eleventh Earl of Mar”、”One for the Vain”、”Blood on the Rooftops”、”…in that Quiet Earth”、”Aftergrow”がプレイされている。ライヴの構成は前半が、ハケットのソロ作品、後半がGENESISのナンバーという形で、昨年リリースされたリバプール公演、クラブチッタの来日公演と似た構成ではあるが、現時点でのハケットのソロ最新作「Night Siren(ナイト・サイレン~天空の美情)」の曲もプレイされており、前ライヴ作品とは大きく異なっている。

バンドの構成はロジャー・キング(Key)、ゲイリー・オトゥール(Drs)、ロブ・タウンゼント(Sax,Flute)、ニック・ベッグス(Ba)、ナッド・シルヴァン(Vo)というお馴染みのメンバーに加え、ジョン・ハケット、アマンダ・レーマンも登場する。近年、ハケットはツアー・メンバーをほぼ固定しているがベーシストはメンバーのスケジュールの都合で入れ替わっている。今回は前回の来日に帯同したニック・ベッグス(THE MUTE GODS、ex Kajagoogoo)だ。ニックが参加したハケットのライヴは昨年の日本公演がCDリリースされているが、映像作品としては「Fire & Ice(2012年)」以来、久しぶりの登場となるので、非常に楽しみである。

Wuthering Nights: Live in Birmingham / スティーヴ・ハケット

Disc1: 1.Every Day、2.El Nino、3.The Stepps、4.In the Skeleton Galley、5.Behind the Smoke、6.Serpentine Song、7.Rise Again
Disc2: 1.Eleventh Earl of Mar、2.One for the Vine、3.Acoustic Improvisation、4.Blood on the Rooftops、5….in the Quiet Earth、6.Aftergrow、7.Dance on a Volcano、8.Inside and Out、9.Firth of Fifth、10.Musical Box、11.Los Endos ※ライヴ内容はCD、DVD、ブルーレイ共通。DVD、ブルーレイはボーナス・ドキュメント映像あり

Steve Hackett Official Siteアナウンス (英語)

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