DEEP PURPLEのギタリスト、スティーヴ・モーズや、WINGERのドラマー、ロッド・モーゲンスタイン等が70年代から在籍していたフュージョン・バンド、DIXIE DREGS(ディキシー・ドレッグス)が、この2人を含むクラシック・ラインナップで復活し、2018年にツアーを行う事が、バンドのオフィシャル・サイトで明らかにされた。

今回の再結成に参加するメンバーは、モーズ、ロッドの他、アレン・スローン(Vln)、アンディ・ウエスト(Ba)、スティーヴ・デヴィッドウスキ(Key)の5人で、76年のアルバム「Free Fall」のレコーディング・メンバーとなる。このバンドは70年代頭にモーズらがまだ学生の頃から活動をしてた為、デビュー前後のメンバーの入れ替わりが激しく、いわゆるオリジナル・メンバーがどの時期を指すのかは不明瞭だが、ロッド、アレンが加わったラインナップが固定メンバーとして最も有名だろう。

実際にはこのバンドは休止時期はあれど、解散した事は一度もなく、現在でもモーズ、ロッド、デイヴ・ラルー(STEVE MORSE BAND、FLYING COLORS)、ジェリー・グッドマン(MAHAVISHNU ORCHESTRA)という編成で存在しているが、モーズにはDEEP PURPLE、ロッドにはWINGERという本業のバンドがある為、DIXIE DREGSとしては定常的な活動は行われていない。今回の「再結成」も期間限定で一度のツアーのみの様だが、これまでと違う初期のラインナップで、どの様なライヴを展開してくれるのか?非常に楽しみである。

dixiedregs.com (英語)

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